2018年08月25日12:46
赤蛇伝説 坂上 田村麻呂
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「私たちが訪ね歩いた遠州地方の伝説を曲にしてみたい。」
そんな思いからの、最初の曲です。
永遠(とこしえ)赤蛇伝説より 作詞・作曲 わがんせ
本坂DOCK(三ケ日) 「霜柱ライブ」からの録音です。
幕末にかけての絵師・菊池 容斎が描いた田村麻呂です。
遠州地方に多くの伝説が残っている人物と言えば「坂上 田村麻呂」です。
今から1200年前(奈良時代から平安時代)に「征夷大将軍」として、東の蝦夷(えぞ)と呼ばれた人々を朝廷に従わせる為に軍団を率いて出征したのです。
平和に暮らしていた蝦夷の人々にとっては迷惑ですよね。
その途中に天竜川で足止めをしていました。
当時の治水されていない天竜川は流れも定かではなく大雨が降れば、たちまち溢れだしたのです。
そうこう、しているうちに「玉袖(たまそで)」という美しい娘が「お世話させてください。」と田村麻呂を訪れます。
やがて、ねんごろ仲となり、玉袖は身ごもります。
「産屋は決して覗かないでください。」と言い残し産屋に入っていきます。
田村麻呂は禁を破り覗いてしまいます。
そこには、とぐろを巻いた大きな赤い蛇と男の赤ん坊がいました。
玉袖は天竜川の主、赤蛇の化身だったのです。
正体を知られた玉袖は、赤ん坊と「玉」を残して深い淵へと帰っていきました。
人と人で無いもの(動物や妖怪など)が結ばれる民話・伝説を民族学では「異類婚(いるいこん)」と分類します。
有名な民話は「鶴の恩返し」ですね。陰陽師の安倍清明の母親も狐だったという伝説が残っています。
永遠(とこしえ)の歌詞に「巡り巡る 六道(ろくどう)の果て 再び巡りあう。」とあります。
六道とは「天道・人間道・修羅道・畜生道・餓鬼道・地獄道」のことです。
この六道を輪廻する言われています。
人が動物に生まれかわったり、その逆もありえるわけです。
そんな思いからの、最初の曲です。
永遠(とこしえ)赤蛇伝説より 作詞・作曲 わがんせ
本坂DOCK(三ケ日) 「霜柱ライブ」からの録音です。
幕末にかけての絵師・菊池 容斎が描いた田村麻呂です。
遠州地方に多くの伝説が残っている人物と言えば「坂上 田村麻呂」です。
今から1200年前(奈良時代から平安時代)に「征夷大将軍」として、東の蝦夷(えぞ)と呼ばれた人々を朝廷に従わせる為に軍団を率いて出征したのです。
平和に暮らしていた蝦夷の人々にとっては迷惑ですよね。
その途中に天竜川で足止めをしていました。
当時の治水されていない天竜川は流れも定かではなく大雨が降れば、たちまち溢れだしたのです。
そうこう、しているうちに「玉袖(たまそで)」という美しい娘が「お世話させてください。」と田村麻呂を訪れます。
やがて、ねんごろ仲となり、玉袖は身ごもります。
「産屋は決して覗かないでください。」と言い残し産屋に入っていきます。
田村麻呂は禁を破り覗いてしまいます。
そこには、とぐろを巻いた大きな赤い蛇と男の赤ん坊がいました。
玉袖は天竜川の主、赤蛇の化身だったのです。
正体を知られた玉袖は、赤ん坊と「玉」を残して深い淵へと帰っていきました。
人と人で無いもの(動物や妖怪など)が結ばれる民話・伝説を民族学では「異類婚(いるいこん)」と分類します。
有名な民話は「鶴の恩返し」ですね。陰陽師の安倍清明の母親も狐だったという伝説が残っています。
永遠(とこしえ)の歌詞に「巡り巡る 六道(ろくどう)の果て 再び巡りあう。」とあります。
六道とは「天道・人間道・修羅道・畜生道・餓鬼道・地獄道」のことです。
この六道を輪廻する言われています。
人が動物に生まれかわったり、その逆もありえるわけです。
「異類婚」の民話・伝説が多く残されているのは、そういった意味があるのかもしれませんね。