2013年12月05日00:25
ほわいと。。&つよぽん です。
この季節になると、ベアンテ・ボーマン氏のチェロの音色を思い出します。
ベアンテ・ボーマン氏はスウェーデン生まれのチェロ奏者です。(1951年生まれ)クリスチャンであり宣教師です。
1979年に来日して東京交響楽団の主席チェリストとして演奏していました。(現在は定年退職しましたが演奏活動は続けています。)
彼の演奏を初めて聴いたのは2009年の12月20日、市内の天王町にある「インマヌエル浜松教会」の「クリスマス・モエド チャリティー・コンサート」でした。(二度目は2011年の12月25日浜松中沢教会でのクリスマス礼拝・コンサートでした。)
演奏する曲目は、きっちりとは決めては、いないようで都度、ピアニストである、奥様のルリ子夫人と「次は何にする?」と仲睦まじく相談しながらの進行でした。そして、流暢な日本語で賛美歌や黒人霊歌そしてクラシック音楽と曲が生まれた背景にまで言及して丁寧に解説してくださいました。
そして最後に「アメージング・グレース」を「歌詞はハレルヤとアーメンでいいですよ。」と彼のチェロの演奏で歌いました。
印象に残ったのは「鳥の歌」という曲です。
もともとは、スペインのカタロニア地方に伝わる民謡です。チェリストであるパブロ・カルザスが編曲して演奏したことで有名になりました。
カルザスは、1936年のスペイン内乱からフランコ独裁政権とファシズムに抗議して故郷を離れ、祖国の土を再び踏むこと無く亡くなりました。
故郷への思いと平和への願いを込めて、この曲を演奏し続けたのです。
ボーマン氏は、きっと今年のクリスマスも日本のどこかで、この曲を演奏しているのでしょう。機会があれば、また聴きたいと思っています。
鳥の歌 演奏 ベアンテ・ボーマン
鳥の歌 演奏 パブロ・カルザス
冒頭の部分は国連本部での平和への訴えです。「私の生まれ故郷 カタロニアでは小鳥たちが "ピース、ピース、ピース"と鳴きながら 空を飛んでいるのです。」と。
当日、CD「クラシカル・チェロ・プレイス」の解説書にサインをしていただきました。
ベアンテ・ボーマン 鳥の歌
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ほわいと。。&つよぽん です。
この季節になると、ベアンテ・ボーマン氏のチェロの音色を思い出します。
ベアンテ・ボーマン氏はスウェーデン生まれのチェロ奏者です。(1951年生まれ)クリスチャンであり宣教師です。
1979年に来日して東京交響楽団の主席チェリストとして演奏していました。(現在は定年退職しましたが演奏活動は続けています。)
彼の演奏を初めて聴いたのは2009年の12月20日、市内の天王町にある「インマヌエル浜松教会」の「クリスマス・モエド チャリティー・コンサート」でした。(二度目は2011年の12月25日浜松中沢教会でのクリスマス礼拝・コンサートでした。)
演奏する曲目は、きっちりとは決めては、いないようで都度、ピアニストである、奥様のルリ子夫人と「次は何にする?」と仲睦まじく相談しながらの進行でした。そして、流暢な日本語で賛美歌や黒人霊歌そしてクラシック音楽と曲が生まれた背景にまで言及して丁寧に解説してくださいました。
そして最後に「アメージング・グレース」を「歌詞はハレルヤとアーメンでいいですよ。」と彼のチェロの演奏で歌いました。
印象に残ったのは「鳥の歌」という曲です。
もともとは、スペインのカタロニア地方に伝わる民謡です。チェリストであるパブロ・カルザスが編曲して演奏したことで有名になりました。
カルザスは、1936年のスペイン内乱からフランコ独裁政権とファシズムに抗議して故郷を離れ、祖国の土を再び踏むこと無く亡くなりました。
故郷への思いと平和への願いを込めて、この曲を演奏し続けたのです。
ボーマン氏は、きっと今年のクリスマスも日本のどこかで、この曲を演奏しているのでしょう。機会があれば、また聴きたいと思っています。
鳥の歌 演奏 ベアンテ・ボーマン
鳥の歌 演奏 パブロ・カルザス
冒頭の部分は国連本部での平和への訴えです。「私の生まれ故郷 カタロニアでは小鳥たちが "ピース、ピース、ピース"と鳴きながら 空を飛んでいるのです。」と。
当日、CD「クラシカル・チェロ・プレイス」の解説書にサインをしていただきました。