哀しみのソレアード  最後に残るのは声

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哀しみのソレアード  最後に残るのは声

だれもが一度は聞いたことがある曲でしょう。

わたしたちの世代はテレビのバラエティ番組「カックラキン大放送!!」のエンディングで野口五郎が歌っていた曲と言えば思い出すでしょうね。

ソレアード(SOLEADO)とはスペイン語で「陽だまり、日が良くあたる場所」という意味です。
14世紀後半のイタリアの作曲家アントニオ・ザカーラ・ダ・テーラモが作曲しました。


わたしたち「わがんせ」はオールディズ(60年代の洋楽)や80年代の日本のポップスを中心に歌ってきました。それらは若者の恋をテーマにした曲が多いのです。それらとは違う「年相応な気持ちを表現できる曲」として「哀しみのソレアード」を採り上げました。

原曲には歌詞はありませんが、多くの歌詞が付けられています。

わたしたちは「別れ」を「負」として捉えるのではなく、事実を淡々と受け止めて生きていこうという歌詞を選びました。

哀しみのソレアード   ア・カペラ バージョン  わがんせ

2015年11月7日(土)に開催された「Ballad5周年記念ライブVol.1」(愛知県・安城市)での録音です。

声だけで、どれだけ表現できるか、気持ちが伝わるのか、初めての試みです。




SOLEADO (ソレアード)    Daniel Sentacruz Ensemble 1974年

イタリアのグループです。全米チャート2位の大ヒットになりました。イージーリスニングの大御所、ポール・モーリアやレーモン・ルフェーブルも採り上げています。







 
この記事へのコメント
10日の写真ありがとうございました
Posted by ときわ屋店長ときわ屋店長 at 2016年01月11日 09:08
通りすがりの者です。古いブログ記事に大変失礼いたします。
『哀しみのソレアード』に付きまして
>14世紀後半のイタリアの作曲家アントニオ・ザカーラ・ダ・テーラモが作曲しました。
とありますが、この点について私見を述べたくコメントいたします。

この歌は14世紀の楽曲ではなく、イタリアのミュージシャンのチーロ・ダンミッコ (Ciro Dammicco)が1972年に作曲した『Le Rose Blu』が原曲となっています。つまりれっきとした20世紀の楽曲です。
ダンミッコは1974年に結成されたダニエル・センタクルツ・アンサンブルのメンバーの一人であり、『Soleado』は『Le Rose Blu』のアレンジです。
アントニオ・ザカーラ・ダ・テーラモという作曲家はたしかに14世紀のイタリアで活動していましたが、『哀しみのソレアード』を書いた作曲家のチーロ・ダンミッコのペンネーム「Zacar」とはたまたま名前が一致しただけの別人です。もっとも、ダンミッコがザカーラ・ダ・テーラモに肖って自らのペンネームを付けたということは考えられます。

同じ誤りがネット上で散見されますが、どこがその源になっているかはおおむね見当がついております。またその源となるサイト様が間違いを犯したのは、ウィキペディア英語版の「Soleado」の記事が誤って「Zacar」という人名を「Zacara da Teramo」にリンクしていたためであることも推定が付いています。
またネット上で「アントニオ・ザカーラ・ダ・テーラモ」に関する記事を検索しても、楽曲の『Soleado』に関する情報は、日本語記事を除き出てきません。

以上のことより、『哀しみのソレアード』は14世紀の作品ではなく、20世紀後半になってから作られた楽曲であると結論いたします。
長文になってしまいましたが、多少なりともご理解を頂けたらと願う次第であります。
Posted by C.P. at 2022年02月27日 18:48
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