片葉の葦 豊臣秀吉の伝説
つよぽん&ほわいと。。の「伝説の地を訪ねて」シリーズです。
今回は市内の頭陀寺の天白神社にある「秀吉の鎌砥ぎ池」です。ここから遠州七不思議の、一つとされる「片葉の葦」が生まれたのです。
豊臣秀吉がまだ、木下藤吉郎だった頃です。
頭陀寺城主の松下嘉兵衛之綱のもとに身をよせて天文22年3 月1553年)から永禄元年4月(1558年)の間、下僕として奉公していました。
この時に、池の端で砥いだ鎌で、葦の片方の葉を「試し切り」したそうです。それから片葉の葦が生えるようになったと言われています。
また、このときに松葉で「しゅり剣」の練習をしたので、松葉がメダカの目 に刺さって、池には片目のメダカが見られるようになった、という言い伝えもあります。
以上、案内板の要約です。
神社の境内には、荒れ果てた池があって、生えている葦を観察すると、確かに片葉になっている葦が生えていました。
史跡等は整備されていない所が多いのです。この案内板も文字はなんとか読めるものの錆びていました。保存には予算を割かないのでしょうか?
他にも、浜名湖周辺、袋井、菊川などにも「片葉の葦」が自生しています。まだ探していないのですが佐鳴湖にも自生しているそうです。
そして「繋いでいた馬が葦の片方の葉だけ食べてしまった。」「京の都から戦乱を避けて落ち延びた人たちの気持ちが葦に乗り移って京の方角だけに葉が付くようになった。」とか、いろいろな伝説が残っています。
遠州地方には家康の伝説は数多く存在するのですが、秀吉の伝説は、わたしたちが知る限りでは「鎌砥ぎ池」だけです。
もし他に秀吉伝説をご存知のかたは教えてください。
後日談ですが、天下を取った秀吉は松下嘉兵衛之綱が、すっかり落ちぶれている事を知り、城主に戻してやり恩に報いたということです 。